AMC MCQ 勉強法 - 3−4ヶ月で合格した勉強法 -

こんにちは!Yoshitoです。

AMC MCQの試験に無事合格しました!PhDと並行して勉強していたため、どちらにも時間を割かなきゃと思いながら非常にストレスを感じていたので無事終了してよかったです。

将来自分が臨床をするかどうか決めかねていたので、MCQの勉強をするか迷っていたのですが、決意を固めて本腰を入れて3−4ヶ月ほど勉強しました。今回は僕が思うベストな勉強方法についてまとめていきたいと思います!

注)記事は基本的に自分の経験をもとにしているものです。詳細な内容などに関しては、必ず公式サイトを参考にしていただくようにお願いします。記事は投稿当時の正確な情報を記載するように心がけていますが、この記事を参考にして起きた不利益については一切責任を負いません。

 

AMC MCQの勉強法:概要

MCQの内容や勉強法については過去にこのブログでまとめていたり、他にもまとめている方がいますのでそちらをご覧ください!

過去の記事:オーストラリアで医師免許を取得するには?AMC MCQ編

過去の記事:AMC MCQの勉強法 参考書やQB

他にとても参考になる記事:AMC MCQ に合格するまでにしたこと〜オーストラリアでの医師免許取得に必要な試験〜

 

僕が思うベストな勉強法

まず、僕が受験したときの知識の状態ですが、後5年目で4年目から臨床に携わっていないという状態で勉強を始めました。日本の国試と問われている内容が共通点は多いので国試直後とかに受けた方が知識の吸収が早く短期間で準備できると思います。

勉強法について話す前に僕が考える大事なことがあります。それはテストを予約することです。僕は試験日の3ヶ月前に予約したのですが、予約することで勉強のスイッチがすごく入りました。受験料が高いのですごく気合が入りました笑人によると思いますが、妻も予約したことで本腰を入れることができたみたいです笑


さて、僕が3−4ヶ月で合格に至った勉強法は”公式ハンドブック3周、mplusx(package3.0)2周、頻出事項のまとめの作成”でした(ハンドブックとは?mplusxとは?という方は先ほどのリンクをご覧ください)。ただ、受験してから考えるとこの勉強法は完璧ではありませんでした。今振り返ると以下の作戦が個人的にベストだったのではないかと思っています。

  • 公式ハンドブック3周
  • mplusx(package3.0&4.0)2周(マニアックな範囲は削る)
  • 頻出事項のまとめの作成 & USMLE2CKのハンドブックを参考書として使う

勉強順:公式ハンドブック1周目 → mplusx(package3.0&4.0)1周目(頻出事項をまとめながら) → 公式ハンドブック2周目 → mplusx(package3.0&4.0)2周目(解説を見てほとんど出ないやつだと思ったらすぐ飛ばす) → 公式ハンドブック3周目 → mplusx(package3.0&4.0)3周目(よく出るやつだけ)


僕の勉強方法の反省点はマニアックな知識に引っ張られてしまったことです。お伝えしたいのは、総じて基本的な知識が大事、マニアックな知識はあまり出題されなかったということです。

勉強しているとマニアックな知識にたくさん出会い、僕自身、そのような知識に惑わされて必死に記憶していたのですが、結果的にはその労力はほとんど無駄だったと思います。

どちらかというと基本的な知識の周辺が問われていた試験でしたので、よく出題されるであろう疾患の検査・治療などを頭に入れておくのが良いと思います。USMLE2CKのハンドブックを使いながら知識を英語でまとめるのに役立つみたいなのでそれをベースにして勉強するのも良いと思います。

mplusxについてはpackage3.0は直近の過去問と言われていますが、これと同じ問題はあまりなかったように感じましたし、package4.0は古い過去問と言われていますが、この中の重要な内容がpackage3.0には含まれていなかったりするので、4.0も見ておくとよかったかなと思います。(mplusxのこの構成は時々変わるみたいなので確認した方が良いです)


どのように重要な疾患を見極めるかについては、僕は問題を解きながら、その疾患と問われている内容(症状、検査、治療)をエクセルでまとめていました。そうすることで一通り問題を解き終わった時に重要な項目を可視化できました。結果的には本番は初見の問題ばかりに感じましたし、ただ基本的な疾患の知識を問われていることが多いように感じたので、頻出事項を見極めてその周辺知識をまとめることが大事だと思います。

他に大事なこと

実際の試験の形式に慣れるためにAMC MCQ Online Trial Examinationを受験前に受けておいた方が良いです。上の言葉を検索すれば出てきます。どのように選択するとか、残り時間がどこに表示されるとか、そういうことを確認しておくと良いと思います。

また、ハンドブックの内容は古いことがあるので新しいガイドラインなどを確認する必要があることがあります。全て確認していたら大変なので、特に予防接種やがん検診のシステムは最新の情報を知っておいた方が良いと思います。

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