海外でPhDを始めるまで・海外PhDのメリットデメリット(ZEROGATEイベント)

こんにちは!

先日ZEROGATEという医師のキャリアパスの多様化を支援する団体の方からご連絡いただき、オーストラリアでのPhD入学についてのお話をする機会がありました。そのときに発表したスライドの一部をこちらで共有したいと思います。

海外でのPhDを考えている方に少しでも参考になればと幸いです!

ZEROGATEのイベントページはこちら

2021年2月からの開始の予定で話を進めていた研究室があったがコロナで半年の準備の後にチャラに

2021. 2 希望する研究室にCV、Personal Statementを添付してメール、現在の指導教官と最初の面談

2021. 10 応募書類揃えてなんとか応募完了

  • 応募書類:CV、成績表、英語の試験結果、研究計画、二人の推薦者の連絡先、指導教官からの承諾
  • 私の大学は大学院入試はありませんでした

2021. 11 PhDに進学するためには一定額以上の奨学金が必要と言われる

  • 1000万円以上をカバーできる奨学金が必要
  • 一つ日本の奨学金を獲得していたがそれでは足りなかった

2022.10 Master of Philosophyをスタート

2022.10 Master在籍中にメルボルン大学からの学費免除の奨学金を獲得、在籍課程そのものがPhDに切り替わる

海外で博士課程を始められる確率を上げるために

1.GPA、研究業績

2.奨学金:オーストラリアで博士課程を始めるためには奨学金が必要
(学費が年間400万円から600万円かかる)

  1. 日本の奨学金(Xplane: https://xplane.jp/などで調べる)
  2. 豪大学が提供する奨学金(GPA、研究業績、専門医、出身大学…)

その他に…英語力、CVのクオリティ、指導教官に研究への熱意を伝える など

海外で博士課程を行うメリットデメリット

メリット😁

  • 様々な学術的背景をもつ研究者との学際的な研究
  • 英語力
  • 他国のいろいろな研究室とのコネクション

デメリット😭

  • 英語関係で凹むことあり
  • 家族等との兼ね合い
  • 生活費が高い
  1. 興味があることを見つける
  2. GPAを高めておく
  3. 少しでも研究に興味がある場合は研究室とかで研究してみる
  4. 少しでも海外に興味がある場合は英語の勉強をしておく
  5. 留学したい国がある場合は、事前にその国で過ごしてみる