オーストラリアで大学院に入学するには?概要編

メルボルンの街中はクリスマスの飾りで彩られていますが、夏のクリスマスの雰囲気にいまいち慣れていないYoshiです。先週はMarieがオーストラリアで医師を始めるためにはという話をしましたが、僕は日本の大学を卒業した人がどのようにオーストラリアで大学院を開始するのかということを僕の経験をもとにお話ししたいと思います。

オーストラリアの大学院の種類

まず、大学院と一言でいっても、日本の大学院と少し異なる点があります。それはコースワークという課程の存在です。 一般的に日本の大学院は基本的に修士課程2年、博士課程4年に分かれ、ともに研究課程です。しかし、オーストラリアはそれに加えて、修士課程(コースワーク)2年という大学院のコースが存在します。このコースでは基本的に座学の授業を受けて、テストやレポートで評価を受けることになります。 今回は僕が進学した研究課程についてお話ししようと思いますが、コースワークの修士課程に進学した友人も周りにいますので、リクエストがあればそちらの進学方法についても今後お話ししたいと思います。

研究課程に入るまでの流れ

僕の知る限りオーストラリアの大学院では筆記試験はありません。
ただ大学によっては試験の形式を採用している大学もあるかもしれませんので志望大学のウェブサイトでの確認が必要です。

僕の大学院入学までのステップは
研究室の教授などに連絡を取り、研究内容について話し合いを進めて受け入れの承諾を得ます。
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英語試験の結果や大学での成績証などの書類を準備して入学の応募をします。
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入学の審査と同時に大学からの奨学金の対象になるかの審査を受けます(奨学金関連は特に入学できるかどうかのネックですのでまたお話しします!)。
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無事、審査を通れば入学決定です!!🎉🎉🎉

オーストラリア大学院留学でのポイント

オーストラリアでの大学院留学でのポイントは間違いなく学費でしょう。オーストラリアの大学の留学生の学費は高く、現地の学生の学費は安く設定されています。オーストラリアの大学は留学生が多いのが特徴であり、留学生からの学費は重要な財源の一つです。大学にもよりますがだいたい日本円で年間400万円くらいかかってしまいます。また、自費の留学を認めていない場合もあったりするので、いくらお金があっても許可が降りない場合があり、奨学金の獲得は必須になってきます。

 

今回はオーストラリアの大学院留学における概要をお話ししました。
今後は具体的に入学のための条件、入学前の研究室とのやりとりや奨学金についてお話ししていきたいと思っています。